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うぐいす 山本周五郎

【朗読】うぐいす 山本周五郎 読み手アリア

こんにちは!癒しの朗読屋アリアです。今回は、昭和23年45歳の作品「うぐいす」です。復員兵の折岩昌三は、故郷の市は廃墟となり自分の家の焼け跡さえ分からずじまいで、そのまま上京して五十日余りになる。何もかも失い、上野の地下道に寝るようになってから人に施しを受けたこともあったが、それをやめて、もう水の他には口にしない日が七日も続いている。そんな彼が突然大会社の御曹司だと聞かされ、そのまま大邸宅に住むことになり・・・・

うぐいす 主な登場人物

折岩昌三・・・戦争から帰ると全てを失っていて生きる気力もなくなり、夜は上野の地下道で横になりながら水しか口にしなくなっていた。

老人・・・上野の地下道で知り合い、昌三に興味を持ち、五千円を渡して何かやってみないかと勧める。

お梅・・・公園で昌三を見つけて声をかける折岩家のばあや

村田七重子・・・昌三の秘書。まだ働き始めたばかりで、静養している昌三のもとへ毎日通ってくる。

佐野啓一・・・会社の役員達のやり方に異議を唱えて昌三に直訴する。

 

 

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