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枕を三度たたいた 山本周五郎

【朗読】枕を三度たたいた 山本周五郎 読み手アリア

こんにちは!癒しの朗読屋アリアです。今回は、山本周五郎作「枕を三度たたいた」です。この作品は、昭和32年54歳の作品です。アリアは子供の頃からずっと枕を3回叩いて寝ています。それはいい夢が見られるって信じているからです。そんなおまじないみたいな題名ですが、最後までハラハラ仕立ての作品で楽しく読みました。主人公の林之助が、軍用金三千両をわずかな供だけで国許から運んでくる話です。林之助が政治に関わりたくないと言うところと、世評で人を判断しないところが一見無能に見せているところが一貫してよかったです。サスペンス調なので、本当はどうなのか?どうなの?なんて感じでぐいぐい引き込まれました。皆さんも是非最後までお聞きになってください。

枕を三度たたいた 主な登場人物

塚本林之助・・・25歳。勘定奉行書役支配。国許から軍用金を運ぶ役に任ぜられる。

さわ・・・林之助の妻。又四郎の妹。

小林主水・・・25歳。国許の林之助の親友。

加島東吾・・・26歳。書院番。

 

 

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