【朗読】つゆのひぬま 山本周五郎 読み手アリア
こんにちは!癒しの朗読屋アリアです。今回は山本周五郎作「つゆのひぬま」です。この作品は昭和31年オール読物に掲載されました。つゆのひぬまって朝露が乾かないほどの短い間のことを云います。ほんの一時の間の愛で傷ついた経験のあるおひろと、今まさに自分の真実の愛を実らせようとするおぶんの話です。おひろがおぶんに「どんなに真実想いあう中でも、きれいで楽しいのはほんの僅かな間よ。露の干ぬまの朝顔、ほんのいっときのことなのよ。」と諭すのですが最後に真実の愛をみつけたおぶんに囁く祝福の言葉が心に残りました。しかし良助の生い立ちは壮絶でした。