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槍術年代記 山本周五郎

【朗読】槍術年代記 山本周五郎 読み手アリア

こんにちは!癒しの朗読屋アリアです。今回は、山本周五郎作「槍術年代記」です。この作品は昭和13年富士に掲載されました。雑誌「富士」は戦争中にキングが名前を変えたものです。家族みんなが読める内容が盛沢山で、文学、科学、大衆小説や為になるもの、お洒落や美容、家事やマナーなど掲載されて家族みんなが楽しめる大衆娯楽雑誌でした。(大正13年~昭和32年)この作品「槍術年代記」は早くに両親を亡くした兄妹二人の話です。兄の友右衛門は足軽ではあるが槍術に抜群の才があり藩の槍術指南役寺沢孫兵衛に早くから折り紙を付けられています。そして孫兵衛の一人息子孫次郎とは幼馴染で「友やん」「孫やん」と呼び合う間柄だった。しかしある時、士分に足軽を蔑まれたことから親友の孫次郎と立ち合い、孫次郎に怪我を負わせてしまう。

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槍術年代記 主な登場人物

兵堂友右衛門・・・出羽国松山藩の足軽。父の代から十五石三人扶持。中村派の槍術に抜群の際がある。孫次郎を傷つけてから退身し、各地を転々としながら武士として仕官することを望んでいる。

小夜・・・友右衛門の妹。兄の親友孫次郎に想いを寄せている。

寺沢孫次郎・・・友右衛門の親友。槍術指南役寺沢孫兵衛の一人息子。小夜を想っている。

寺沢孫兵衛・・・藩の槍術指南役。友右衛門の腕を見込んでいる。

槍術年代記 覚え書き

後半出てきた湯治宿の女のことや、高島で隣に住む足軽の老人のことなど、もう少し深堀りで話が広がってほしかったです!ページ数の問題でしょうかね。続きを読みたい気がします。

 

 

 

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